大久保のスーパーセーブと負傷後の踏ん張り。智吉の1ゴール2アシスト。安の初ゴール。
今日の最高の功労者は、神奈川区民デーの今日の試合に集まってくれた、神奈川区民の方々かもしれない。
三ツ沢の雰囲気は、久しぶりに盛り上がっていた。
会場の、そちらこちらから、「横浜FCって、何位なの?」とか、
「カズは出るの?」とか、好奇に満ちた発言が聴かれた。
大人達は、暑い中、ビール片手に、神奈川区産のとり手羽やトウモロコシや枝豆をほうばっていた。
そんないい雰囲気の中、試合開始。
カウンターからロングボールに追いついた難波が左サイドから、
ファーに走り込んだ小野智吉へ絶妙クロス。
クロスの軌道は、相手DFを超え、小野が体勢を整えながら、
このボールをジャンプしてのヘッディング。これが見事にゴール。
これで、完全に、会場の雰囲気は、フルスロットル。
スタジアムを楽しんでいた、おそらく、あまりサッカーの試合を生で
見た事が無かった方々の心は、このゴールで、一気に横浜FCの虜になり、
目の前の強い横浜FCを疑わなかったことだろう。
この心に、呼応するかの様に、八角、安の追加点が入ると、
選手達の心も、これまでの負け癖が消えたように、躍動感を増し、
いつもなら、徐々に運動量が減るのに、今日は最後まで、
運動量で相手を圧倒した。
いい試合は、劇的で、印象に残る何かが起きる。
今日の大久保は、決定的な相手シュートを見事に、セーブし続けた。
4点分は守った様に思う。
が、この大久保が後半、相手FWで、現在J2得点王の大黒との接触で負傷。
全く動かず。
横たわる大久保の周りの選手がベンチに手でバッテンをだす。
既に、3人の交代枠を使っていたので、フィールドプレーヤーが、一度はキーパーシャツをきて準備をする。
が、今日の大久保は、神がかっていた。
場内の「たくお」コールに、立ち上がり、なんと、ポジションに復帰した。
姿勢を保つのも大変そう。
大黒は、自身に浴びせられたゴール裏からのブーイングに、
納得がいかなかったのか、ゴール裏を挑発。
先程の接触は、あくまでもどちらかが悪いというものではなかったと、
思うので、大黒としては、抗議したかった、ということだろう。
ロスタイムが近づき、大黒に一発入れられたものの、
シュートを打たれたら、立っているのがやっとの大久保では、
容易くゴールされてします。
大久保を守ろうと、必死に守備を押し上げ、相手につめる選手に、感動した。
終了の笛とともに、大久保は倒れ、担架で運ばれる。
担架にのった大久保へ、また挨拶に来た選手を、会場から万雷の拍手。
今日の試合をみたら、次、また来るね。
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今日の試合、チーム合流3試合目の安、ひさしぶりにスタメンに復帰した小野が光った。
八角も本来の運動量が戻っていた。
相手東京の監督が、高木琢也であり、滝澤や、平本が登場したこの試合だったことも、
この試合の印象を強くした。
東京サポーターも、現在昇格圏内に近いためか、数多く来ていただいた。
対抗するいい雰囲気を作り出してくれたと、思う。
今日の試合は、今年見た中では、勿論ベストゲーム。
記憶に残ると思う。